来化学療法部門

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外来化学療法部門

外来化学療法部門

現在、外来化学療法室を担当する薬剤師は5名であり、常時3名が常駐し、化学療法を受ける全ての患者さんに薬剤管理指導を実施しています。また、担当薬剤師は呼吸器内科、血液内科、消化器内科、消化器外科、乳腺外科、成育女性科の各病棟で入院患者さんへの薬剤管理指導を実施しており、入院と外来の治療がシームレスに行えるように努めています。
最近では、患者さんが来院され、採血後に診察を受けるまでの待ち時間を利用した薬剤師による診察前患者面談を行い、治療状況の確認、副作用の発現状況の確認、その他、患者さんがかかえる問題を聴き取り、患者さんの情報や処方提案を電子カルテに記録しています。

【外来化学療法部門の主な仕事】

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    患者さんへの抗がん剤による
    治療内容や副作用の説明
    (オリエンテーション)

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    患者さんの検査値情報に基づく抗がん剤処方内容の確認と投与スケジュールの管理、投与の可否の確認

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    抗がん剤注射薬の混合調製

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    抗がん剤による副作用のモニタリングと副作用予防もしくは軽減のための処方の提案

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    抗がん剤レジメンの
    審査・登録・管理

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    医師・看護師への情報提供
    (ガイドラインの整備)

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    お薬手帳を利用した患者さん
    および調剤薬局への情報提供

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【岐阜大学病院外来化学療法】

新規抗がん剤の開発や支持療法の進歩により、がん化学療法は入院から外来へと大きくシフトし、外来がん化学療法室で治療を受ける患者さんは年々増加しています。岐阜大学病院では、2005年11月よりベッド8床とリクライニングシート5床を整備した外来化学療室を開設しました。化学療法室のスタッフは、各専門外来および化学療法室担当医師がおり、がん化学療法認定看護師を含む6~8名の看護師が勤務しています。

【薬剤師による抗がん剤の副作用マネージメント】

外来化学療法室担当薬剤師の理念

「抗がん剤による副作用を回避もしくは軽減することにより、患者さんのQOL低下を
改善するとともに、治療完遂率を高めることによって治療効果の向上に貢献する」

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抗がん剤による副作用のマネージメントに薬剤師が責任をもって関わっています。抗がん剤による副作用は多岐に渡り、程度の差はあるもののほぼ必発すると考えられます。また、発現するタイミングは副作用によってまちまちです。そして、患者さんの感受性も様々であり、同じ薬を同じ用量で投与しても、激しい症状が出る方もおられれば、無症状の方もおられます。外来化学療法を受けられた患者さんでは、副作用が自宅に帰った日あるいはその後、数日してから発現することが多くあるため、副作用対策には特に注意が必要となります。このため、いつごろ・どのような症状が出る可能性があるのかについて、その時の対処方法をしっかり説明しておく必要があります。

最近始めた薬剤師による診察前患者面談

岐阜大学病院では患者さんにがん治療ごとに作成された「患者日誌」をお渡しして、帰宅されてから毎日、吐き気、嘔吐、しびれ、発熱などの症状を記録していただき、次回来院時にはそれを持参していただいております。患者さんが来院されるとすぐに血液検査のための採血が行われますが、その後の診察までの待ち時間に薬剤師が患者さんと面談(診察前面談)し、「患者日誌」の記録と患者さんの症状を確認し、対策が必要と考えられた場合にはお薬の処方を医師へ提案するなど適切な対応が取れるようにしています。さらに、処方された薬の内容や副作用等で注意しなければならないこと、患者さんの血液検査値(肝機能や腎機能)については「お薬手帳」に記載し、開局薬局の薬剤師と連携して患者さんの安全確保に努めています。

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薬剤師による化学療法導入患者への説明資料

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お薬手帳と症状チェックシート

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